千秋庵総本家は創業以来、函館で材料にこだわった丁寧なお菓子作りを続けてまいりました。平成28年3月の函館市民が待ちに待った北海道新幹線の開通にあわせ、3年の歳月をかけて作り上げたのが「函館散歩」です。北海道十勝・音更(おとふけ)産のエリモ小豆を厳選し、職人が丁寧に練り上げたこしあんを、相性のよい北海道産小麦を使ったしっとり生地で包み焼き上げました。いつもご愛顧いただいている地元の方や新幹線で函館にお越しの方、そしてあんこ好きのすべての皆様に向けてお作りした「函館散歩」。ご自宅用やご贈答用に、お土産や函館散策のお供に、ぜひお召し上がりください。



※お菓子にカーソルを合わせるとそれぞれの場所の説明がご覧いただけます。
カステラ饅頭の命はおいしいあんです。厳選された小豆を職人の手で何度も丁寧に水にさらし、口溶けの良いさらりとした食感に仕上げました。また、函館は開港以来、和と洋が同居する異国情緒あふれる街。そのため牛乳やバターなど洋菓子の材料にも古くから親しみがあります。私たちは北海道産小麦の生地に牛乳を合わせることでしっとりとした生地にたどり着きました。そのこだわりの生地は小豆あんのおいしさを存分に引き立てます。和でありながらひと口食べると洋菓子のテイストを感じる、なつかしいのに新しいお菓子、それがカステラ饅頭「函館散歩」です。

丁寧に洗った小豆を煮釜で炊き、渋切り(あく抜き)をして、小豆の表皮を分離します。何度も水にさらし、豆汁を脱水した生あんを丁寧に手間をかけてこしあんに練り上げます。
あんのおいしさを十分に引き出すために選び抜いた北海道産の小麦粉をこだわりの配合で使用し、牛乳を加えることで、函館らしい和洋折衷のなめらかな生地を仕込みます。
生地とあんを型に入れて焼いていきます。こだわりの生地は、ふんわりしっとり火を通すのに少し焼き時間がかかるため、火の加減にたえず気を配って焼き上げます。

日本の国内で生産される小麦の六割は北海道で作られています。何種類もの北海道産小麦で生地を試作し、こだわりのあんのおいしさを最も引き出す小麦を見つけました。北海道産特有のしっとりとした食感とほのかな甘みがあります。

小豆王国である北海道の中でも最大の生産地が十勝地方です。色・大きさ・形にこだわって厳選し、質・量ともに優れている音更(おとふけ)産のエリモ小豆を選びました。こしあんに練り上げたときの上品な味と小豆の淡い紫色が大きな特長です。

内容量: | 1個 |
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賞味期限: | 製造日含め31日間 |
アレルギー品目: | 卵・乳成分・小麦・大豆 |
原材料: | 砂糖・小豆・卵・小麦粉・牛乳・食用油脂・ 水飴・還元水飴・蜂蜜/トレハロース・ 乳化剤・膨張剤・着色料(パーム油カロテン)・ (一部に卵・小麦・乳成分・大豆を含む) |



※5個入・8個入は函館散歩専用の箱・包装紙の仕上げになっています。

函館散歩(16個入) 2,120円(税込・送料別)
函館散歩(20個入) 2,620円(税込・送料別)
函館散歩(24個入) 3,100円(税込・送料別)
函館散歩(30個入) 3,850円(税込・送料別)
函館散歩(36個入) 4,530円(税込・送料別)
函館散歩(45個入) 5,650円(税込・送料別)
直営店舗では1個から販売しています。
<直営店>
営業時間:9:30~18:00
定休日:水曜日
〒040-0043 函館市宝来町9-9 >地図
電話:0138-23-5131/FAX:0138-27-5581
営業時間:9:30~18:00
定休日:水曜日
〒041-0851 函館市本通2-29-10 >地図
電話:0138-31-1188/FAX:0138-31-1188
営業時間:10:00~19:00
〒040-0011 函館市本町32-15 >地図
電話:0138-32-1142/FAX:0138-32-1142
営業時間:10:00~19:00
定休日:元旦
〒040-0063 函館市若松町12-8 >地図
電話:0138-27-3472/FAX:0138-27-3472
営業時間:11:00~19:00
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館地下1階 >地図
電話:03-6259-1185
<製造部門>
営業時間:8:00~16:50
〒041-0824 函館市西桔梗町827-6 >地図
電話:0138-49-1981/FAX:0138-49-8667
<販売店>
営業時間:07:30~19:30頃(最終搭乗時刻に合わせて営業)
〒042-0952 函館市高松町511 函館空港
国内線旅客ターミナルビル2F
電話:0138-57-8884
http://www.airport.ne.jp/hakodate/hat/shop
営業時間:8:00~19:30頃(空港の最終搭乗時刻に準ずる)
〒042-0952 函館市高松町511 函館空港
国内線旅客ターミナルビル2F
電話:0138-57-8884/FAX:0138-57-8088
http://hakototate.jp
営業時間:10:00~21:45(10月16日~4月24日は20:45まで)
函館市函館山
電話:0138-26-8160
http://www.334.co.jp/jpn/shop/
営業時間:9:00~19:00
〒040-0001 函館市五稜郭町43-9
電話:0138-51-4785
http://www.goryokaku-tower.co.jp
営業時間:8:00~20:00
〒040-0064 函館市大手町5-10
函館国際ホテル 本館1F
電話:0138-23-5151(代表)
http://www.hakodate-kokusai.jp/

千秋庵総本家は、函館が開港した翌年の万延元年(1860年)に秋田出身の佐々木吉兵衛により創業され、明治・大正・昭和初期に小樽を始め、全道に暖簾分けをいたしました。
明治16年6月9日の新聞の広告に載っていた「渡島ふき」「蝦夷錦(昆布羊羹)」などの地元のフキや昆布を使ったお菓子を当初より発売し、大正末期には四代目松田咲太郎により、道南産の大納言小豆を使う看板商品の宵ごね仕込み生地の「どらやき」、函館らしい牛乳とバターを使う和洋折衷の洋風煎餅「元祖山親爺」を発売し、100年の時を超え、今も皆様にご愛顧を賜っています。
昭和40年代には江戸時代に函館発展の基礎を築かれた高田屋嘉兵衛翁に因んだ「最中」、函館ハリストス正協会の鐘を形どった「サブレー」などを発売し、平成21年函館開港150周年を迎えるにあたり、当時の函館に大きな影響を与えた国に因んだ二種類の洋菓子を発売いたしました。その一つである「七飯林檎パイ」には日本で最初に食用りんごを栽培した隣町の七飯町のりんごを使うなど、今も昔も変わらず、材料を厳選し手間と時間を惜しむことなく、北海道・函館の風土と文化に根差したお菓子作りを続けています。
「和菓子作りの命はあん作りにあり」との精神で「甘くても上品な」あんを求めて技術の研鑽を続ける一方、おいしいあんをより一層おいしくするのはあんを包む生地にあるという考えのもと、生地作りにも様々な工夫を重ねてまいりました。先代より継承してきた伝統を大切に守りながら、これからも独自の“函館らしい”、そしてお客様においしいと喜んでいただけるお菓子を、真心をこめてお作りしてまいります。



〒040-0043 函館市宝来町9-9
市電「宝来町」電停下車 徒歩1分
営業時間:9:30~18:00
定休日:水曜日
電話:0138-23-5131/FAX:0138-27-5581
※定休日については上記店舗情報をご確認ください。
